Node EasyMock で API モックサーバを作る
Node EasyMock を使って、API モックを作ってみた。
フロントエンド:Angular JS
バックエンド:Spring Boot
という感じでアプリを作っているのですが、フロントエンドから作りたくなったので使ってみました。
インストール
基本的には README の通り
$ npm install -g easymock $ easymock
で動作しました。
ただし、node のバージョンの指定があるようで v5.0.0 で実行したときに下記のメッセージが表示されました。
wanted: {"node":">= 0.10.0 < 0.11.0 || >= 0.11.13 < 0.13.0 || >= 1.0.0 < 2.0.0"} (current: {"node":"5.0.0","npm":"3.3.6"})
ということで、今は v0.12.7 を使用しています。
API モック
Node EasyMock は URL、HTTP Method と対応する JSON ファイルの内容を返却します。
例えば、GET /users
をリクエストした場合 users_get.json ファイルの内容を返却します。
[URL]_[HTTP Method].json
の形式でファイルを用意するだけで、API モックを作ることができます。
また、/users/1/
などのネストした URL の場合は users ディレクトリ配下に 1_get.json
を配置します。
ログとドキュメント
Node EasyMock はログとドキュメントを表示する機能もあります。
/_documentation/
にアクセスすると API ドキュメントを表示することができます。
ドキュメントでは API の一覧を確認することができます。
エンドポイントをクリックすると、対象のエンドポイントのレスポンスを確認することができます。
同様に /_logs/
にアクセスすると、アクセスログを確認することができます。
まとめ
フロントエンドの開発とバックエンドの開発が並行して進む場合など、バックエンドがまだ出来ていないときに利用してみてはいかがでしょうか? JSON ファイルのみ用意できれば使用できるので、学習コストも低くて良いと思います。