mmts1007’s diary

プログラミング関連の技術系ブログです。

Java Spring Boot その8

7回に渡って Spring Boot について記事を書いてきたので、Spring Boot を触ってみた感想を書いてみようと思います。

良かった点

設定ファイル(XML) が少ない

今までのサンプルを通して、設定ファイルは 1 回も書きませんでした。
Spring というと XML というイメージがあったのですが、全く書かなくてここまで出来るとは思っていませんでした。

実装が揃っている

リポジトリクラスを作成した時に驚いたのですが、よく使う実装を用意してくれているのがすごく有り難いですね。
DRY に繋がると思います。

starter が良い

使いたい機能の starter を設定すれば、必要な依存が自動的に追加される。依存関係の解決がとても楽でした。
Java というとライブラリ依存が激しいので、この機能は開発者にとって楽だと思います。

アノテーションが理解しやすい

こういう意味のアノテーションなんだろうな。というのが名前から推測しやすかったです。

記述量が少ない

実装が揃っている、starterが良い と繋がると思うのですが、
これらのお陰で記述量がかなり削減できていると思います。

組み込み Tomcat が良い

Java の Web アプリケーションというと Tomcat を用意して、EclipseTomcat プラグイン入れて…と色々面倒ですが、
Tomcat が組み込まれていることで、プレーンの Java を実行すればよいのはとても楽でした。
リリース時等も楽なのだろうなと思いながら、実装していました。

Spring Loaded が良い

Spring Boot の利点とは少し違いますが、Spring Loaded が結構効いてくれて、アプリケーションサーバの再起動回数が大幅に削減できました。 再起動自体も組み込み Tomcat のお陰で楽ですし。

気になった点

記述量が多い

上記の記述量が少ないと全く反対のことを書いていますが、Spring Boot として記述量が多いのではなく、Java として。
やっぱり Ruby と比べてると記述量が多いなって感じます。
今回あえて lombok を使わなかったのですが、lombok 使わないとこんなに書かなきゃいけないのかと思いました。
静的型付け言語なので、安心感は大きく得られるのですけどね。

以上です。
次回からは Spring Boot から少し離れようと思います。