mmts1007’s diary

プログラミング関連の技術系ブログです。

GitHub を使ったプロジェクト管理ツール Waffle を使ってみた

先日面白い記事を見つけました。

tech-startup.hatenablog.com

GitHub の issue、Pull Request を使ってプロジェクト管理を行うためのツールです。

この中でも、Waffle が使いやすいというコメントをいただいたので、早速使ってみました。

使い方

画面はこんな感じです。

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Backlog, Ready, In Progress, Done にカラムが分かれていて、 ドラッグ&ドロップで issue を移動させることができます。

また Waffle はコミットコメント、Pull Request のコメントを使って issue を移動させることができます。
close #xx、fix #xx のようにキーワードと issue 番号を記述した Pull Request がマージされると、対象の issue をクローズ してくれます。

サンプルとして「ワッフル テスト issue」という issue を作成しました。

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この issue を自動的にクローズさせます。

自動的に移動させるには前述のとおり キーワードと issue 番号 をコミットコメントに含める必要があります。

キーワードは下記のとおりです。

  • close, closes, closed
  • fix, fixes, fixed
  • resolve, resolves, resolved

「ワッフル テスト issue」は #17 のため

$ git commit -m "fix #17"

とコミットコメントに記載することで自動的に issue をクローズします。

コミットしたブランチを Push し、Pull Request を作成します。

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すると、issue と Pull Request が紐づけられ、自動的に issue が In Progress に移動します。

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最後に Pull Request をマージすると issue, Pull Request が Done に移動します。

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これで issue を自動的にクローズさせることができました。

issue と Pull Request の紐付き

この記事を書くために Waffle を触っていたのですが、
前述のとおり issue と Pull Request が 1つに合わさったような見た目になる場合と、ならない場合がありました。

結果として Pull Request のタイトルもしくはコメントにキーワードと issue 番号を含めた場合 1つに合わさったような見た目になることがわかりました。

コミットコメントに issue 番号を入れれば、クローズすることはできるので、
最低限コミットコメントにキーワードと issue 番号を含め、
余力があれば Pull Request のコメントに書くことで
どの Pull Request でどの issue が対応されたのか さらに分かりやすくなるのではと思いました。

まとめ

コミットコメントにキーワードと issue 番号を書くだけで、ステータス管理をしてくれるのはとても楽だと感じました。
SCM、チケット管理 etc... 様々なツールを使うとあちこち見なければいけないので、1つにまとまってるのは良いですね。